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先生、エスパーですか

前回のメンタルクリニックの受診の際に、仕事の状況などを話した後、(ああ、○○についても話したいのだけれど、どう切り出したものか……)と迷ってため息をついた。

すると先生。「○○って思ってる?」

うわーっ、先生、エスパーですか?
と、憂鬱な気分も吹き飛ぶほどびっくりした。

確かに○○についてはここのところずっと私の不調の原因にはなっている。
だけど、あまりにも私の心を読んだかのような先生のセリフだった。

例えていうなら、仮に私が上司のパワハラで悩んでいたとしよう。
でも先生がパワハラについては知っていたとしても、私がそれについて「上司最低、早くやめろ」と思っているのか「こんな上司を野放しにしておくなんて会社もどうかしている」と思うのか、「上司を満足させられないなんて自分はなんて無能なんだ」と自分を責めるのか、それとも「こんなことがはびこるのも日本社会の閉塞感が原因なのだ」と社会に原因を求めるのか、「宝くじでもあたって会社やめられたらいいのに」と逃避に行くのか、パワハラに合っている人が思うことはいろいろで、それを突然言い当てられたらびっくりするだろう。
そんな感じだった。

この先生の診察を受けて数年、先生の観察眼には驚くことが多い。

ところでここしばらく、特に何と言うわけではなく、それなりに日々の生活は頑張っているつもりではあるし、新しいことにもチャレンジしようなんて考えていたりもするのに、とても疲れている。疲れて疲れて疲れて疲れて、時々「もう全て投げ出してしまいたい。楽になってしまいたい」と思うことがある。
この気持ちはまだ先生には話していないのだけれど、これほどの観察眼のある先生なら、意外とお見通しだったりして。
まだ、希○念慮というほどには強いものではない。なんとなく、嫌になってしまうことがあるというか、しんどいだけだ。
でも、しんどい。
だけど、この話を持ち出すのは結構それ自体がしんどい。
もしお見通しなら、先生から持ち出してくれればいいのにな。
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精神科主治医は「仕事」で診てると

こんにちは。
あゆみ様と主治医の先生とのやり取り記事を、直近の分だけいくつか拝見させていただきました。

すごく先生と「濃い」向き合い方、されてますね。
私は今の主治医とは、2013年からなので、もう5年付き合ってますが。
「向こうは単に『精神科医としての職務』を全うすべく患者と向き合ってるだけで。
私はしょせん『何◯人の中の1人の患者』に過ぎないのだから、そんなに私の言ったことを細かく覚えてはいないだろうな」
と、最初から思って臨んでいるところがありまして。


「なんかこの説明、前もしたよなぁ・・・」
「先生、その理解、ちょっと違うんですが・・・」
と思うときは正直ありますが。
理解の助けになるよう、資料として、初診時には「出生~現在までの経過表」を渡し、毎月の受診時にも話す内容について記したレポートをキッチリ作って提供してはいても。
私の日々の様子を常にそばにいてこと細かに観察できるワケではないし。
私のことを完ぺきに理解していただくのは無理だろうから仕方ない、と割り切っています。

私の住んでいる地域は、発達障害専門医がとても少なくて。
特に、成人期も含めて長い期間診てくれているのは私の主治医です。
今のところ
「極端に的外れなことを言われる」
「傷つくことを言ってくる」
といったことはなく、私がおかしな方向へ行きそうになったとき(「思考の歪み」が生じたとき)に「修正のヒント」をさりげなくくださるので、それで十分かなと考えています。
先生に対して話したあとで時間が経って「気づき」が生まれることもありますしね。
「あぁ自分の本音はこうだったんだ」というような。

私は現在服薬していないので(パキシルという抗うつ薬を1年ちょい飲んでいましたが、強い薬は苦手なためこれも低用量だったのですが効きすぎて不調になったため、「明日香さんはあまり飲まない方がいいのかも知れませんね」ということで徐々に減薬してやめました)。
精神科受診は、主治医と話すことで
「ときに主観的になり、一方向ばかりに向かってしまいがちな思考の客観視化」に役立てているという感じでしょうか。

*ちなみにカウンセリング(病院の臨床心理士との面談)は、担当が「傾聴」よりも自分のやり方をごり押ししてくるタイプで辛くなったので、途中で受けるのをやめています。


以上、長くなりましたが、「私の場合」のご紹介まで。

それでは。

Re: 精神科主治医は「仕事」で診てると

>明日香さん

>私はしょせん『何◯人の中の1人の患者』に過ぎないのだから、そんなに私の言ったことを細かく覚えてはいないだろうな」

思うでしょ? 私もそう思うんです。それはしょうがないというか当然というか、覚えてないからカルテがあるわけだし、症状に関することを忘れられていると困りますが、雑談的なものは忘れられても仕方ないと思ってるのに…
覚えてるんですよ、この先生。しかも前回の診察内容とかではなく、何年も前に話した内容とか。電子カルテですがスクロールして過去分を見ている感じはないので、覚えているんだと思います。
知能検査を受けたときに臨床心理士が「ここのドクターの記憶力すさまじくて……ずいぶん前のことでも細かい会話でも何でも覚えているんです」って言っていたので、そういう先生なんだと思います。
私も紙にまとめていくことはたまにありますけど、どちらかというと時間の短縮が目的です。どうも話したいことがたくさんあって診察時間が長引いてしまうことが多々あるので。

私は今はリスパダールを服薬していて、私もお薬は効きすぎるタイプなので微量ですが、それでも効果をはっきり感じます。とても楽なのですが、でもお薬に頼ることへの抵抗感はいまだにぬぐえず、いつか通院を卒業するのとあわせて、お薬も卒業したいと思っています。
卒業、いつになるか分からないんですけどね。
先生とお薬の助けがあると楽なので。楽に流れやすいんです。

私は離婚以来完全一人暮らしで、実家にもほとんど顔を出しませんし、家族という存在と身近に接しません。そういう意味で、「分かってくれる人」としての先生(と臨床心理士)への依存度は高い気がしていて、それが「濃い」診察につながっているのかもしれませんね。でも先生からみたらたくさんの患者の一人ですよ。たぶんどんな患者にも親身になってくれる先生なのだと思います。
プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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