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耳鼻科にも名医と藪医者がいるもんだ

冬の健診で聴力が「正常範囲の下限ぎりぎり」と言われた。その後何となく調子が悪い感じもあり、確かに聞こえにくいような気もしてきていたので、2月から3月にかけて近くの耳鼻科に行った。
その耳鼻科ではまず聴力検査をして、「うん、聞こえが悪いね」と言われ、初回は2種類のお薬を2週間。どうも調子は良くならず、2週間後の再診の検査でも聴力に変わりはなく、お薬を変えて3種類を更に2週間。良くなった感じがせず、通院をやめてしまった。
日常生活に不自由するというほどでもないのでそのまま過ごしていた。

この前、会社で隣の席の人が「あれ、誰の携帯が鳴ってるんだろう」と言った。近くにいた人も「ほんとだー、誰のだろう?」なんて言っている。
ところが、私にはその携帯が鳴っているのが聞こえなかった。

こりゃ、やばい。
相当悪くなってる。
そういえば最近、人と内緒話するときに相手が声を潜めると全然聞こえず、読唇術みたいにして推測で会話してる。

そう思って再び耳鼻科に行くことにした。今度は別の耳鼻科だ。

診察で、経緯を説明する。私はお薬手帳を使っているので、問診票には前回飲んでいたお薬も正確に記載しておいた。

「じゃあ、ちょっと見てみましょう」と言われ、診察台に。
お医者さんが耳の中を照らす。そして、衝撃の一言が。

「あー、ずいぶん耳垢が溜まってますね」

ちょっとこれ出しちゃおうと言って先生が器具を耳に入れて吸い取った。小型の掃除機みたいな感じ?で、耳の中から「かりっ、かさっ」と耳垢がはがれる音がする…。
恥ずかしい。でも、気持ちいい。
その間、たぶんせいぜい30秒とかかな?

しかしなんと、終わった途端どうも私の耳は聞こえるようになっていた。

反対側も同じ処置をして、聴力検査へ。
検査結果は「正常の下限」ということで、1月の健診の際と同じだった。
だからまあ聴力があまりよくないのは事実として動かないようだけれど。
「正常値でお薬使ったからといって聴力が余計に良くなるというような性質のものではないですからね。経過観察でいいでしょう。お薬はなしです」
と診察が終わった。

耳鼻科の帰り、当然行きと同じ道を通ったのだけれど……。
車の音がよく聞こえる。人の話し声がよく聞こえる。
おお、これはなんか感動だ。

30秒にして、お薬も使わずに不調を治してくれたお医者さん。それが耳垢だったというのは恥ずかしいけれど。
それに対して最初のところは耳の中なんて見もしなかった。効かない薬を出して効果がないといっても薬を変えただけでその時も耳の中は見なかった。
耳鼻科なんてなんとなく差が出にくい診療科目のような気がするけれど、やっぱり差はあるもんだ。
次に調子が悪くなったら、絶対に今日行った方に行く。
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プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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