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ありのままでいいのか。努力は必要ないのか

心理療法というかセラピーというのか、心の持ち方みたいなことが書いてある本を読むと「ありのままの自分を愛してあげましょう」とか「そのままの自分でいることが大事です」というようなことが書いてあったりする。
自分を肯定してあげよう、受け入れよう、余計な力を抜こうということなのだろう。

でも私は、こういう表現を見るたびに反発する。

本当にありのままでいいのか。自分のままで生きていかれるのか。

よほど恵まれた環境にある人は別として、たいていの人は社会で働いていきていくというのが一般的だろう。
そうすれば、それなりに社会の枠組みに自分を合わせなくてはいけない。普通の立ち居振る舞いが出来なくては不便だ。
これは、自然にそういうことが出来ない人にとっては、必死で訓練して努力して初めて辛うじてなんとかなるものではないか。
訓練や努力なんてすることはない、といってしまっては、社会に合わせることを諦めてしまっては、それは社会から脱落してしまわないか。

もちろん、そういう人も含めて受け止められる度量のある社会が望ましいとは思う。
でも、現実の社会を見たとき、私は「ありのままでいい」という考え方に反発を覚えざるを得ない。

これは「自分がこれほど努力して一見社会に適応してきた」という思いの裏返しの怒りなのかもしれない。

でも私は、やはり人間は向上心は努力が必要だと思うし、それは価値のあることだと思うし、だから「ありのままでいい」という言葉にはうさんくささを感じてしまう。
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プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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