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裁量労働制

今話題になっている裁量労働制。
裁量労働ということになるとサービス残業の温床になってしまう、というのが最大の懸念点らしい。
そしてこの根拠として、裁量労働で働いている人の方が通常の勤務形態の人の労働時間より長い、というデータがあるらしい。

この根拠がサービス残業の理由付けとして使われるのが日本だなあ、と思う。

今私は日本にあるとはいえアメリカ色の強い会社で働いている。
そうすると、そもそもサービス残業という観念がない。残業代が出ないのに働く? まさか。残業しろと言われたり、残業しないとおわらない業務を指示されたら、残業代が出ないはずないでしょ。というのがある。
当然、マネージャーは残業代の管理を求められるので、残業や業務指示は明確だ。
日本の会社ではよく部下が何やってるか分からないけど残業している、ということがあるが、そんなある意味勝手な残業はさせない。

そして実際に裁量労働で働いている役付きのメンバーは……
働く。働く。働く。
上になればなるほど働く。
私も馬車馬のように働いているけれど、私がバカ上司とこきおろしている上司は実はもっと働いているし、本社の人間も上になればなるほど見事な激務っぷりだ。時差の関係もあり、日本側も本社側も日中も夜中も働いている。
その代わり、裁量は確かにある。別に定時に出社しろとかも言われないし、仕事の中身も結果さえ出せば相当に自由だ。

どういうことかというと、「裁量労働の人間の方が通常の勤務形態の人より長く働く」のは、本来の形での裁量労働が行われた場合にはむしろ当然なのだ。
私は「上のポジションの方が下のポジションより働く」のは当然だと思っている。だって、その分のお給料と権限をもらっているのだから。

でも、日本企業は上に行った方が楽だ。
そうすると上に行ってお給料をいっぱいもらっている人の分、下の安い人間が過酷に働いて、しかもお給料が安いどころかサービス残業……。
私は日本企業には日本企業の良さもあるというか、アメリカ企業のシビアさはそれはそれでしんどいなと思うところもあるのだけれど、こういうアメリカ企業の合理的でフェアな部分は好きだ。
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プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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