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仕事で評価されてもなんか違う

あ、しまった。
お医者さんの「年収2千万円」のインパクトが強すぎて、前記事では本題を書き忘れてしまった。

診察の際に、「仕事で評価されたりお給料が上がったりすれば自尊心は満たされるところがあるけれど、もともと仕事がやりたかったわけではないので、仕事で評価されても何か違うと思ってしまいます。有体に言えば、仕事しかできない自分てみじめだと思います。もっと普通になりたかった。普通に結婚して普通に子育てして、仕事はしても普通で良くて、普通の人生を送りたかったです。普通というのが羨ましくてたまりません」という話をしたのだ。

すると先生は、え?という感じで、「あれ? あなたは最初に受診した頃、そんな感じだったかなぁ。もっと仕事にやりがいを感じていたような印象があったけど」と言う。

私こそ「え?」だよ。
最初に受診した頃は、未経験で適性もない仕事で上司に虐め抜かれて適応障害起こしていた頃でしょ。
仕事にやりがいもへったくれもありませんでしたよ。
それに私の「普通になりたい」病は子どもの頃からなので。数年前も同じように思ってたはずです。
この先生、驚くほどの記憶力の良さを持っていることも多いのだけれど、こういう根本で勘違いしてちゃ困るよ。
そう言った(もうちょっと丁寧にだけど)

続けて先生は「まあ、普通というのが何かなんて分かりませんけどね。それに普通の人がみんな幸せというわけでもないですよ」とごく常識的なことを言った。
「それは分かってます。頭では理解しています。でも、普通に見える人達が羨ましくてたまりません。みんな私より幸せに見えます」と言った。
「そう見えちゃうことは、ありますよね」というのが先生の答えだった。
そう見えちゃうんだよ。理屈で分かってるとかそういうことではなだめられないんだよ。

こういう気持ちとかみじめさとか劣等感とかは、お薬でなんとかなるものじゃないんだよなあ。
そして別に仕事が出来たからといって解消もしないんだよねえ。
このままずっと抱えていくしかないのだろう。
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プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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