バリウムめ…

会社の健康診断に行ってきた。
そりゃ健診で病気とか発見されるのは怖いのだけれど、それよりも健診当日にその場で判明する事実も怖かった。
「体重」だ。

この数ヶ月でそれまで数年キープしていた自分の標準体重を4キロもオーバーしてしまっており、これはまずいと思っていた。
それで健診の案内が来た2ヶ月前に、「あと2ヶ月で4キロ落として去年並みに」と決心した。週0.5キロならなんとかなるだろう、と思ったのだ。

しかしなんとかならず…だって結局食べて飲んでるもんね。
健診1週間前の時点で1キロしか減っておらず、まだ3キロ残っていた。

そのあとの1週間は頑張った!
肉は鳥胸、大量キャベツ、こんにゃく麺。アルコール抜き(ドライゼロで我慢)
その結果、2.7キロの減量に成功し、健診朝には「去年と比べて0.3キロ増か……まあ、許容範囲か」と思って、結構頑張ったよね私、と思いながら健診に出かけた。

いろんな検査があるのだけれど、呼ばれながら次々受けているうちにいつの間にかバリウム検査になっていた。
「あのう、すみません。まだ身体測定してないんですけど」と言うと、「今回はこの順番ですねー」とあっさり流された。
今まではいつも身体測定が最初の方で、バリウムは最後の方だったのだ。

バリウムを手に、ためらった。だって、ずっしりと重い。
スタッフの人はバリウムを嫌がる人に慣れているとは思うが、まさか私がバリウムの「重さ」を気にしていたとは思わなかっただろう。
でも、しょうがない。諦めて炭酸を飲みバリウムを飲み、検査を受けた。
そしてバリウムは終わったらすぐに下剤とともに水分補給が必要だ。
お水の入った紙コップを手にまたしばし考え、でもこれもしょうがない。出せなかったら大変らしい。
お水とお茶を1杯ずつ飲んだ。

そして、その後の身体検査。体重を測定する。
「あのう、今日はバリウムが先だったんですけど。その分の重さって引いていただけるんですか?」と一応聞いてみると、係の人は「えっ、それは……。ちょっと先生にお聞きしてみます」なんて言うので、慌てて「じゃあいいです。すみません、それほどのことではないです」と、本当はそれほどのことだったのだけれど、我慢した。
そしてそして体重は。
昨年比1.1キロ増。

後で検索してみると、バリウムはやはり比重が重いので、あの150ccで500gもあるらしい。それに紙コップ(小さめ)2杯の水分補給でこれがたぶん200cc/200g相当。そうすると併せて700gも実際より多かったわけだ。
1.1キロから0.7キロを引けば0.4キロ。バリウム前に身体検査をしてくれれば去年と比べて0.4キロ増だったわけで、これなら自宅を出る前の「0.3キロ増か」のほぼ誤差の範囲内で収まったはずなのに。

ああ、悔しい。私はこういう記録や数値目標がとても気になるのでかなりショックだった。
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夏休み旅行先

夏といえば夏休み。
それほど気乗りがするわけではないのだけれど、有休をとらないのもシャクだし、有休取るならどこか旅行かぁ、でも国内はどこ行っても暑いし…でも海外で長時間のエコノミークラスしんどいな、別に行きたいところがあるわけでもないし。
と思っていながら半ば義務感で旅行先を探し、最初ベトナムに行こうと思ったのだけど、その話をすると友人が自分も行きたいという。だが日程があわず、「じゃあ日程が合うときに一緒に行こう」ということにしたので、また探しなおし。
結局ウラジオストクに行くことにした。

ロシアはビザの申請が面倒で行ったことがなかったのだ。
(今まで観光ビザが必要な国でわざわざビザ取ってまで観光に行ったのはインドだけ。日本のパスポートはだいたいどこでも観光ビザ不要なので、あえてそんな面倒な行先を選ばなくても、と思っている。インドはどうしてもタージマハルが見たかった)
ところが。なんと。2017年8月から、一部の国籍を持つ外国人はロシアの一部の都市に限りだけれど、ビザ不要になったのだ。
ばんざーい! しかもなんていいタイミング! 
なんと成田から2時間半!

もちろんロシアのことだから本当に8月から運用開始になるか信用していなかったのだけれど、無事に運用が開始されたようなので、さっきオンライン手続きをした。(ビザが不要といってもオンラインで一定の申請は必要)
名前だの性別だの生年月日だのパスポートナンバーだの有効期限だのを記入し、なんか分からないところは適当に選び、進んでいくと…最後に「写真」があった。
写真をアップロードせよと。
まあ、そりゃ、そうか。

しかし無背景で顔がアップ、写真の正面に大きく写っている写真など持っているはずもない。
しょうがないのでスマホのカメラで。
ところが予定もなく家の掃除だけがノルマだった連休最終日、すっぴんで髪はボサボサだ。しかも首の回りの伸びた家用Tシャツ。
どうしよう。一応、化粧してブローして着替えたほうがいいかなあ。
ま、いっか。入国審査の写真なんて、悪人面でなければいいだろう。めんどくさい。

と思って、すっぴん髪ぼさぼさにヨレヨレのTシャツで撮影して、アップロードした。
どうか、入国拒否されませんように。

というわけでウラジオストクに行くことだけ決めたので一体何を観光すればよいのかよく分からない。出発前にはリサーチしておこう。とりあえずホテルと航空券だけおさえてある。
格安ツアーに見えても、一人旅は追加料金が結構高い。ホテルの部屋が高いのはまだわかるとして、なぜ飛行機の座席まで一人追加料金が必要??? ばかばかしいので私は一人旅のときはだいたい自分でアレンジする。なのでツアー会社のお仕着せ観光プランもなく、本当にノープランだ。
ただ、私はイクラが大好き。これを食べまくるというのがプラン、かな。
ロシアは英語があまり通じないらしいので、とりあえず「イクラ」のロシア語だけメモって行って食べまくってこようと思う。これは滞在中毎日三食イクラでもいい。
お醤油持っていった方がいいかな。

メンタル強いはず…

適応障害を起こしてメンタルクリニックに通って4年。
4年も精神科に通いながら何を言うと思われそうだが、私は今でも自分はメンタルは強いほうだと思っている。
どこかで自分に対して楽観的というか、参ってしまったようでも立ち直れると思っているというか。

だけど、この数ヶ月、まともに寝られたことがない。睡眠薬を飲めば眠ることはできるのだけれど、毎晩毎晩嫌な夢で何度も目が覚める。起きたときには嫌な後味ばかりが残り、それが嫌で寝るのが怖く、眠りたくないほどだ。
起きたときに暗闇でパニックになったこともあり、眠るときに電気が消せない。これも睡眠の質を悪くしていると思うのだけれど、電気をつけていないと目がつぶれない。
人生で初めて、過食嘔吐を始めた。今まで過食はあっても(飲みすぎ以外では)嘔吐はない。
それでも会社が生活のリズムだったのだけれど、この3週間ほど、会社は行けたり行けなかったり、行っても早退したり、午前半休で午後から出勤したりだ。今、有休にも仕事にも少し余裕があるのでなんとかなっているけれど、こんな勤務を続けるわけにはいかない。

とりあえず寝られないのが元凶で、それは嫌な夢を見ることが原因なのだと、ネットでいろいろ調べてみた。
するとあるものだ……なんと「悪夢障害」という言葉が。
適当にでっちあげたとか通称とかではなく、DSMに載っている正式な障害名らしい。
私はそれまで「寝られない」のは睡眠障害でお薬で対応可能と考えていたが、「悪夢を見る」まで投薬治療の対象になるとは思っていなかったのだが、なんと精神科医が書いたという悪夢障害という本には効く薬があると書いてある!
出版社はちょっと怪しいところだけれど、精神科医だという著者の経歴が詐称だとは思わない。

そして私にはこういうとき、頼りになる先生がいる。
(「怒ってた」話は棚上げ。とりあえず困ったときは引き続き助けてもらっている)
先生に聞いてみると、「うーん……要は鎮静作用だから、鎮静した結果眠れるというのはあるかもしれないけど……副作用が強いから……私はどうかと思いますけどねえ」と懐疑的な様子だった。
しかし、寝たい。というか、安眠したい。
「一晩でもいいんです。落ち着いて眠りたいです」と訴えると、「じゃあ週末だけ飲んでみますか」と処方してくれることになった。

効くといいなあ。
寝られないというのも困るが、寝るのが怖いというのもこれはこれで非常に困るものだ。

ただ、不思議なのだけれど、食べては吐く、寝れば悪夢、会社にもろくに行かれない。
こんな明らかに生活に支障が出ている状況なのに、それでもまだ私は「いずれ落ち着くはず」と思っている。
気分は沈みがちとはいえ、別段うつ状態っだとも思っていない。
この根拠のない自信は何なのだろう。我ながら不思議だ。

数学教室に行ってきた

中学数学の個人レッスンに行ってきた。
思い立ってカウンセリングを申し込んだときに担当してくれた責任者は今一つ熱意のない感じだったのだけれど、幸いなことに私の担当になる先生は別の人だった。まだ学生さんのバイトかな、という感じの若い先生で、言葉にも詰まりながらなのだけれど、それでもきっとこの先生は数学が好き(あるいは数学を教えることが好き)なんだろうなというのは伝わってくる(専門は数学ではないそうだが)。

まずは算数の復習からということで、さすがに算数は問題ない、と思いながら聞いていたのだけれど、実は私はもうすでに分数の計算の時点で怪しいということが判明した。
もちろん計算の仕方ぐらいは覚えているので計算ができないわけではないのだけれど、自信がない。

そして、小学校の時、最初につまずいた分数の割り算。
これは先生が丁寧に説明してくれた。
もちろん、逆にして掛ける、と言う方法は覚えているので計算はできる。答えも合う。
でも、ある数を2で割ることと2分の1を掛けることが同じであるということを知って、というか感覚的にはもちろんわかっていたのだけれどそれを証明されて、1分の2である2で割ることは2分の1を掛けることと同じなのだと、なんか初めて納得できた。
そうであれば5分の2で割ることは2分の5を掛けることだというのは腑に落ちる。

中学数学をマスターできるかどうかはわからないけれど、少し勉強してみようかな、と思った。

ちなみにカウンセリングに行った際にこの話をしたら、やはり数に問題を抱える発達障害者は多いらしい。
そのカウンセラーのクライアントにも3年習っていてまだ一次方程式がどうしてもわからない人がいるそうだ。
私は3年は頑張れないだろうなあ。なんとかもう少し短期間でわかってる感というか達成感が欲しい。

秘境一人旅…到達出来ず

都心から2時間で行かれる秘境というところに行こうと思い立った。
(神奈川のユーシン渓谷)

梅雨や猛暑が始まる前に自然の中を歩きたいな、なんて思ってのことだ。
ふと思い立ってだったので、一人旅だ。
ついでだから温泉も行きたい。
というわけで、近くの温泉に前泊して、秘境にトライした。

「秘境ってったって、都心から2時間だよ」
「インターネットに出てる程度の秘境、ハイキング客がわさわさいるはず」
という私の思い込みは見事に外れた。

いない。お天気のいい日曜だというのに、人気がない。
とりあえず最寄りまでいくバス停でおり、ユーシン渓谷にいく道を歩く時点ですでに私一人だ。

車で来る人は多少いるようで、歩き出すと人の背中がちらりと見えた。
よかった、人がいるのね、と思いながら、その人しか見えないので置いていかれないようにと気が焦る。
が、いつのまにか置いていかれてしまった。
まったく無人というわけでもなく、時折は人の姿も見るし、すれ違う人もいる。
一本道なのにぽちぽち人の姿が見えたり消えたりするのは不思議だ。
でも基本的に人気がない。

まあいいか。とにかく自然の中を歩くのは気持ちいい。
と思ってしばらく歩いていたのだが…
通過するゲートに張られていた看板を見て震え上がった。
「クマ出没注意」

でも、せっかくここまで来たんだし。
そう思って、びくびくしながらゲートを超えて歩き出した。
数百メートル進むと、さらにでかでかと張り紙が出ていた。
「この先の林で平成28年6月に女性がクマに襲われる事件がありました。クマに十分ご注意ください」

ご注意って、どう注意すればいいんだ!
それに28年6月ってことはほんの1年前の、しかも同じシーズン。今はクマが出やすい季節なの?

私は温泉一人旅でも、そういうときの一人ご飯でも、一人飲みも、グループばかりでいっぱいのバスに一人単独で乗っていることも、一人でハイキングすることも、まったく平気だ。人目は気にならない方だし、やりたいことをやりたい。
しかし……クマ。
このときばかりは一人で来たことを後悔した。

結局、クマも怖かったが、とても私の体力では帰りのバスまでに目的地に行って戻ってくることが無理そうに思えたので途中で撤退した。それでも往復で山道を10キロ以上は歩いている。
温泉は前泊ではなく、帰りに寄るべきだった……。今日は筋肉痛だ。
プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。
子供の頃から対人関係が苦手、就職後も職を転々。40代に入り上司のパワハラに参ってしまったのをきっかけに精神科の門を叩き、発達障害と適応障害を診断されました。
もはや40代、会社勤めも一応は出来てる、今更発達障害と言われても……と思いつつ、この先の人生が少しでも楽に過ごせるように日々苦戦しながらいろいろ考えてます。

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