出来ないことと逃げることと

今働いている会社は小さなところで、私の部門は私の他には部下が二人いるだけだ。
・・・なのにそのたった2人の仲が悪い。
席替えで隣同士の席にしたのが悪かったか。
そうはいってもいい大人同士だし、うまくやっていってもらわないと困るし、まあ任せてみよう。
そう思ったというのは嘘で、本当は私は関わりたくなかったので見て見ぬふりをしていた。
そうしたらだんだん険悪になってきてしまったので、しょうがなく今日何度か声をかけ、最後は週明けの面談を約束して帰宅した。

しんどい。

私は本当にマネジメントが嫌いだ。部下を管理とか、もう勘弁してほしい。
そりゃ一人で出来ることに限りはあるし、苦手分野をサポートしてくれる人はありがたいから、部下の有難みというのは重々認識している。でも、それをマネジメントしろと言われれば、めんどくささと逃げが先に立つ。

でもなー。この年齢でこれぐらいの給料もらっていれば、マネジメントも仕事のうちだよなー。
そう思ってしぶしぶやっている。

やっているのだけれど、いつもこれは「私には出来ないのにやるふりをして自分にも周囲にもかえって迷惑」なのか、「出来ないと思っているのは自分の甘えでやっていく中で上達する」ものなのか、分からない。
やっても無駄ならギブアップした方がいいし、でも世の中の人部下のマネジメントが好きなんていう人はそういないだろうと思うと自分の言っていることはただの好き嫌いでわがままのようにも思える。

あぁ……。お願いだから仲良く、とまでは言わないから、普通にやっていってよ……
こういうの、本当にしんどい。

ただの愚痴です。
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職場で撮った写真を見て

職場で席替えをした!
私は無事に隅っこの奥まった席になり、人の動きや物音や臭いから解放されて、快適になった。良かった。ほっとした。人の話し声は結構聞こえるのでノイズキャンセラーは引き続き使っているけれど、でもずいぶん楽だ。

私が機嫌よく仕事をしていたら、人事が「幸せそうなあゆみさんを写真に撮りました」と、私が机で仕事をしている姿を見せてくれた。
見てみると、何か、こういう感じの人を知っている。誰だっけ。
1,2秒考えて分かった。
山下清!

私の知っている(?)山下清はテレビの裸の大将放浪記のことだけれど、あれの山下清にそっくりだ。とはいえもちろん山下清がPCに向かって会社で仕事をしているはずもなく、なぜ山下清が浮かんだのかわからない。
「今一瞬これ見て、山下清って思いましたよ」と人事に言ってみると、「自分でそれ言っちゃいますかぁ」と笑われた。……ということは、人事もそう思ったようだ。

山下清に似ているというのもなー。微妙な気分だ。

人事に打ち明けた

会社で席替えをするまでの間、私は自宅勤務でも役員室を使っても良いと言われている。しかし他の人達からすれば謎だろうし、人事には言っておいた方が良いのかなと迷っていた。
この人事、一緒に飲みに行ったりもする仲なので、打ち明けて偏見もたれてしまったりするのも残念だし、とも思った。
考えた末に打ち明けることにした。

私「あのう、色々ワガママ言ってすみません。実は私聴覚過敏なんです」
人事「そうなんですね。じゃあこのオフィス辛いですよね」
私「聴覚過敏、分かります?」
人事「分かりますよ」
長い間。
私「あとですね」
人事「はい」
私「実は、私、一種の自閉症なんです」
清水の舞台から飛び降りる心境だ。
人事「ああ、そうなんですね(.あっさり)」
私「・・・あのう、分かります?」
人事「実は、妹がそうなんです。あゆみさん、妹に似てるなって思ってました」

えー!
妹さん、大学を出て1人ビジネスをしているということなので、知的には問題ないのだろう。しかし症状を聞くと、それは苦しいだろうなと思うくらい重症だ。

私も傾向あるかも、妹だけじゃなくて従兄弟はアスペルガーと言われてますと人事はあっけらかんと笑う。

なんか、全然偏見とか拒否感とか抵抗とか見せられることなく話が進んだ。
なんてラッキーなんだ。

仕事はハードだし会社は怪しいし上司はめんどくさいけど、失うには惜しい職場だな。
もうちょっと頑張ってみよう。

会社の皆さん、ありがとう

オフィスで席替えをすることになった。
各部門長は希望のスペースを人事に言うようにとのことだったので、すぐ人事に一番静かなスペースの希望を出した。
蓋を開けてみると、他の部門はどこもそのスペースを希望しておらず、私は争う必要なくまんまと希望のスペースを手に入れ入れた。
ラッキー!
っていうか、みんな静かなスペースとか落ち着くコーナーとか欲しいわけじゃないのね。良かった〜

と、ニコニコした。

後で聞くところによると、私が聴覚過敏を知らせたアメリカ人の役員が、この端っこの静かなスペースはあゆみに割り振るから他の部門は申請するなと事前に根回ししていてくれたのだそうだ。
そしてそれを聞いた他部門も部門長達は、あゆみさんがこのスペース希望なら譲りますよと同意してくれたらしい。

そうだよね。どう見ても1番快適なスペースだもん、誰も希望しないなんて変だよね。

皆さん、ありがとうございます。
いろいろある会社だけど、こういうところは素直にありがたいと思える。

私のための個室ではなかったけど

聴覚過敏と言ったら私に個室まで作ってくれるという話になったのでびっくりしていた。

どうやら、こういうことだったらしい。
元々、オフィスのレイアウト変更の話があった。そしてその時に部門職以上には、ちゃんと個室を与えようという話になっていた。そして私も名ばかりとは言え部門長なので個室がもらえる対象に入っていた。
だから個室は障害とは関係なかったし、私だけ特別ということでもなかった、もちろん私だけ特別待遇だとどうして?ということになるので、みんなの方が目立たなくて有難い。

ただ、聴覚過敏の話をしたおかげで席替えとテレビのシャットアウトはすぐに進めてもらえることになった。この個室に向けたレイアウト変更は秋の計画だそうだけど、私はそれまで静かなコーナーに移動できることになった。良かった。

「良かった〜ありがとう」と言ったら、「やっと笑ったね!」と言われた。オフィス環境の話を私は随分と切羽詰まった顔でしていたようだ。
プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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