薬のメリットデメリット

どうやら私の怒りはアンガーマネジメントぐらいではコントロールできないようだ。
といっても社会生活をする上で、怒って他人との人間関係を悪くすることは致命的になりうる。
となると、現実的な手段は、やはり薬か?

確かに、リスパダールやデパスで私は落ち着ける。あらかじめ飲んでいれば感情は動きにくくなる。
今の比較的控えめな服薬量でそうなのだから、たぶん例えば量を3倍とか5倍とかに増やして(リスパダールは理論上は現状の24倍まで増やせるはず)、それでも怒りがこみ上げてきたときは頓服でさらに追加すれば、怒りを表面に出さず、言動に出さずに過ごせるのではないだろうか。
自分でコントロールできないなら、そうするしかないんじゃないか。それで楽になるなら、それもありなんじゃないか。

そう思うのだけれど……。
私の中には、なんと表現したらいいのだろう、いわば「シャープな部分」もある。切れ味の良さ、瞬発的なダッシュ力、行動力、決断力、思い切りの良さ、分析の鋭さ、理解の早さ、切り返しの鋭さ……。
こういう部分は、感情のコントロールの下手さの根幹である衝動性や抑制力の弱さとかなり密接に関係しているのではないだろうか。表裏一体というのか。
例えばカっとする衝動性は、思い立った瞬間行動に移せる行動力にもなっているのではないか。

薬が悪い部分だけを抑えてくれるということはないだろう。
感情的な部分を無理やり抑え込むことによって、それは同時に私の強みも抑え込んでしまうのではないだろうか。
そう思うと、自分の強みを手放すのも怖い。

そして、自分に手放したくないと思うような強みがあるんだと思うと、意外な気もする。
子どもの頃から私の中には自己否定感と自己肯定感が混在しているのだけれど、ここしばらくは自己否定モードに傾きがちだ。でも、それでもまだ、自分の中に手放したくない部分を持っているんだな。
そう考えると、部分的にであれ自分を肯定してあげられていることにほっとする。
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リスパダールで気分を上げてる?

私は断続的ながら合計するともう何年もの単位でリスパダールを飲んでいる。
気分が落ち着く薬と聞いたような。不安を鎮めたり、イラつきを抑えたり、怒りを宥めたり。そういう作用の、気持ちを静かにする効果のあるお薬のように思っていた。

しかし、ここ最近明らかに違う。
リスパダールが切れると落ち込む。そして飲むと持ち直す。つまり、リスパダールが「気分を上げる」方に作用している。
うーん、これは変な効き方をしているのか。

私はメンクリの先生はリスパダールについてはあまり信用していない。というのも、私が「離脱症状がつらい」と言ったときには「リスパダールは離脱症状出ないんですけどね」と言い、私が「リスパダールは自分(の心)を押しつぶされる感覚があって嫌」と訴えたときにも「そんなことを聞いたことがありません」とあっさり切り捨てたから。
他のだれがどうだろうと、この先生が読んだ論文にどう書いてあろうと、私に作用するものは作用するんだよ! 私の感覚は私の感覚なんだよ!
と思うことがリスパダールについては何度かあったので、あまり先生に期待は出来ない。
しかしまあ、医師を信用しないまま、その医師の処方する薬を飲み続けるっていうのも何ともいえないが。

ま、気分が上がるなら上がるでありがたいのだが・・・
この上がり方が変に怒りっぽく作用するのは困る。
あとこれは単純にリスパダールは結構眠気が出るので。お薬で上げることに慣れてしまって増量する羽目にはなりたくない。

自閉症の平均寿命の短さは自死が大きな原因になっているという話を何かで読んだことがあり、なんとなく分かる感じもして、それから別に薬の副作用なんて大して気にしなくてもいいな、今を快適に過ごせるなら薬使えばいいなと思うようになってきているのだけれど(つまり、自閉症の平均寿命の短さは薬害によるものではないし、そもそも生きづらさを抱えて長生きしたいと思えるかどうか)。
それでもやっぱり、薬に頼るのは嫌だなと思う。
というか、薬に振り回されるのが嫌なんだよね。

離脱症状その後

結局、途中少し落ち着いたかのように思えた離脱症状はいまだにひきずっている。
うつっぽい気分と攻撃的な怒りが交互に突発的にこみ上げるような状況で、おちこんでしんどくて出勤できなかったり、出勤すればしたで人と口論になったり、いや首にならなくて良かったと思ったほどのヒドイ勤務状況の1週間だった。
なお私はこのブログでも書いているメンタルクリニックの先生とはいい関係を築いていると思っているのだけれど、今週の怒りの矛先はこの先生にも向かった。
信用してたのに。こんな薬づけにしやがって。しかもこんな苦しい状況のときに放置しやがって。けっ、医者なんてどうせ薬の処方しかできないんだから、患者が薬はもう飲まないといったら打つ手はないよな。だからっていって、こんな目に遭わせていいってもんじゃないぞ、オイ。
今まで長年の信頼関係があったと思っている人にすらこうなのだから、転職したての職場での私の敵意は押して知るべし。
自分でもなんでこんなことになってしまったのか分からないほどなので、これはやっぱりお薬をやめたことと関係していると思う。
本当はやめるにしても段階的に減薬するべきだったんだろうな。
来週は落ち着いていますように。

離脱症状

飲んでるお薬の眠気が強いので服薬をやめてみた。
すると。
うわ。なんだ、これ。
頭に靄がかかったようにボーっとする。足元がふわふわして雲の中を歩いているようだ。ボーっとしているのに無性にイラついて腹が立つ。眠れてないのに眠くならない。腹が立つのに突然ウツモードになると自分なんて生きていてもしょうがないと思う。ありえないと分かっていて被害妄想が出て来る。目が覚めると息苦しい。
うわー。
しばらく翻弄されていたのだけれど、これって、離脱症状?
タイミング的には合うし、説明もつく。
しかし、これ、お薬飲み始める前より圧倒的に酷い状態なんですが。飲み始める前より悪くなる薬って何のために飲んだんだか。

再開すれば楽になるのかもしれないのだけれど、こんな強力な作用があると分かってしまうととても飲む気になれない。

薬を飲まないと決めたら薬を処方するのが役割の医者なんてあてに出来ない。
ネットで調べたところによると、我慢するしかないようだ。
ずっとかかってる医者だし信用していたのに、説明もせずにこんな薬処方してたとは。最低。

しかしそれでも会社行ってるんだから、私も骨の髄まで会社員だな。気分は荒々だけど、とりあえず働かねば。

健全な自傷行為?

なんだかんだいって私のメンタルクリニック通院歴も長くなった。
その間、結局いろんなお薬を試したなあ。
今となっては当初睡眠薬一錠にあんなにびびったのが嘘のように、今は抵抗なくお薬を飲む。

そんな私が今まで飲んだ中で一番「効く」「怖い」と思ったのがリスパダールだ。
このお薬、眠くなるとか落ち着くとかそういうレベルではなく、まさに自分を「矯正される」感覚がある。
もう固まりかけたでこぼこの粘土の塊を無理やりボウルのなめらかな面で押しつぶすというか、普通にするために自分の尖った部分をむりやり押しつぶされている感覚がある。脳や感覚を捻じ曲げられる気がする。
だから、効く感じはしても好きではなかったし、怖い感じがあってやめたいと思っていた。

ところが。
人生、こんなはずじゃなかった……と思ったときに、この「自分を否定される感」は心地よいものがある。
私にとってこれは自傷行為なのかもしれない。

……しかし、処方薬を処方通り飲んで自傷行為って、健全だな、と我ながら思う。
プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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