発達障害に二次障害は避けられないのか

私も二次障害を持っている。
最初に精神科に通院し始めた頃は適応障害と診断され、その後はいつの間にか気分変調症になっていた。気分変調症というのは聞きなれない言葉だったけれど、どうやら慢性的で比較的軽いうつ状態を指すようだ。
軽いとはいえ、要は慢性的な鬱状態にある。

私は比較的恵まれた環境の発達障害者だと思う。
子どもの頃からあまり否定されることなく生きて来て、高等教育を受け、仕事があって他人から羨ましがられる資格を持ち、自立して生活していて、友達もいて遊びにも行って、飲みにいったり習い事をしたり、それなりに健康で。
……それでも二次障害を持っている。

以前私は自分のこの鬱状態は、発達障害とは関係なく生じているのか二次障害なのかメンクリの先生に尋ねたことがあるのだけれど、その時先生は迷う素振りもなく二次障害だと断言した。

これほどに「恵まれた」発達障害者である私でも二次障害が避けられないと言うのなら。
発達障害者の二次障害を有する人の割合というのは、それは相当程度に高いだろうなと思う。
というかむしろ二次障害のない発達障害者はどれだけいるんだ?とすら思う。

しんどいなあ……とごろごろしながら、そんなしょうもないことを考えていた。

二次障害が発達障害から生じているものなら。そして発達障害は治らないものなら。
つまりは二次障害も治らないとうことで。
一生、こんな鬱状態とつきあって生きていかないといけないのだろうか。
そう考えると、つくづくしんどい。

今週はちょっと忙しくて、仕事の後に連日予定を入れてしまっていた。私は疲れを貯めやすいので、こういうのがメンタル面にも響くことがある。
疲れを貯めやすいと分かっているのだから、こういうのは調整しなければ。来週の予定はあまり詰めないようにしよう。
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犯罪と発達障害を結びつけないでください

凶悪な、あるいは理解しがたい事件があると言われる「被疑者は発達障害」。
これ、ほんとやめて欲しい。

発達障害があったら犯罪者になるわけではない。定型発達だって凶悪な事件は起こすだろう。というかむしろ、ルールを守る発達障害者は犯罪からは遠いところにあるような気さえするのに。

でも、大学時代に「法定犯と自然犯」という概念を習ったときのことだ。
自然犯というのは殺人や強盗や放火のように法律がなくても当然に悪い行為、法定犯というのはスピード違反みたいに法律があって初めて処罰される行為と習った(正確ではないかも。大昔のことなので)。
授業後、クラスメートに「だけど殺人だって放火だって、法律があるから犯罪なんだよね」と言うと、そのクラスメートは「え! それはどう考えも法律以前の問題でしょ!」と答えた。
そうなのか、と思った。そしてその時(自分が発達障害だなどということは全く知らない頃だったが)自分は道徳観念に乏しいのかもしれないと思った。だから、私は道徳という常識で分からない分、ルールや法律を理解して守らないとはみ出てしまう、と。
まだ大学生の頃だったが、そう思ったことをはっきり覚えている。

私の道徳観念は緩いのだろうか。倫理観に乏しいのだろうか。

私は法律はきちんと守ると思う。だから犯罪者にはならないと思うのだけれど……。
時々、不安になる。そしてこういう事件で「発達障害」の言葉が出るたびに、自分だって何をしてしまうのか分からないと怖くなる。

こういう事件があるたびに「発達障害」という言葉と結びつけるのは、ほんとにやめて欲しいと思う。
社会の偏見とかそういうのもあるけれど、それよりも自分が普段押さえつけている自分自身に対する不安が蘇るからだ。

睡眠検査入院

しばらく睡眠の質が非常に悪く、睡眠薬の調整を重ねていたのだけれど、メンクリの先生が「こんなに改善しないのはおかしい。無呼吸とか身体の方の問題かもしれないから睡眠検査を受けたらいいんじゃないか」と言うので、先生匙を投げたな!と思いながら睡眠外来に行ってきた。
睡眠外来の先生も問診で「話を聞く限り、私も睡眠外来というよりは精神科の方が合っている気もしますが…まあ検査してみましょうか」ということで、入院検査を受けることにした。
検査費用は、私が普段泊まるホテルよりはちょっと高いかな。でもまあ、一泊二食付きで週末旅行したと思えば払えない額でもないしな。と思ったのだけれど、なんと(というのか当然かもしれないけれど)食事はついていませんでした。素泊まり●万円とは、旅行にしてはかなり高い。しかもバストイレ共同だし!

20時までに入院して、朝は6時から退院できる。
この妙に夜遅くて朝早い時間設定は、どうやら仕事をしている人が休まずに検査を受けられるようにということらしい。
都内の病院は大変だね。
というか、会社員は大変だね。

お部屋は、綺麗で静かでベッドも広々だし、検査の性質上当然個室だ。
バス・トイレが共用(男女は別)なことを除けば、ホテルみたいなものだ。
そして都心の高層ビルの病院、なんと夜景が綺麗でした。ほんとに旅行みたい(といっても私にとっては職場からの光景と変わらないが)

入院(!)して、シャワーを浴びて、検査着に着替えてベッドで待つ。
技師という人が入ってきて、いろんな電源を体と頭に取り付けていく。
3,40分かけて各種コードを取り付け終わると、私の頭や顔は電線だらけのものすごいものになっていた。
さらにそのコードを抑えるために頭からネットをかけられている。
呼吸をはかるためだろうが、鼻の中にまで何か入れられている。

ふふふ、これはすごい。ちょっと写真を撮って友達に送って驚かせよう。そう思い、スマホで自分の顔と隣の機械が入るように自撮りをした。

写真を確認したところ……
写っているのが誰か分からなかった。
ネットで髪が隠れ、いろいろなものを貼られて顔が変形しているせいだとは思うが……
写っているのが誰か分からなかったら、友達にびっくりにならないじゃん!

そう思っておくらなかったのだけれど、退院してから考えた。
これは、もしかして私が相貌失認のせいで見分けがつかなかっただけ? もしかして、普通の人はネットで髪の毛が押さえつけられていても友達の顔って分かるもの?
今度、友達に会ったら聞いてみようと思う。

そして肝心の睡眠検査。
実は、予約を取った後にもう睡眠は改善してしまったんだよね。
せっかく予約取ったしと思ってそのまま受けてはきたけれど、おそらく何の問題もないだろう。

乗車証凄い。チャージが減らない。

都営地下鉄の乗車証を発行してもらってそれを使って通勤を始めた。
私はざっくり言うと、通勤は200円くらい都営線でない交通機関を使い、400円くらい都営交通を使っている。つまり交通費が3分の1で済むようになった。
これは大きい、と実感したのは、スイカのチャージが突然減らなくなったこと。
今まで5000円入金してもあっという間になくなったのに、今週は全然減ってる気がしない。
土曜は障害者手帳で無料になる近所の美術館に行こうかと思っている。自転車で行かれるので交通費もかからないが、バスを使ったとしてもこのバスも無料又は半額になるようだ。
別に交通費や美術館の入館料に困る生活をしているわけじゃないなんて思っていたけど、いざ使ってみると違うもんだな。
やっぱり自立支援も申請しようかな。

都営交通乗車証を発行してもらった

取得したての障害者手帳を持って、都営交通乗車証(無料乗車券)の申請に行ってきた。
発行手続きは超簡単。
定期券購入窓口でこの正式名称を忘れてしまい、もごもごと「障害者の無料の乗車券……」と呟きながら手帳を出すと、ハイハイこれに記入してくださいと申し込み用紙が出てきた。普通の定期券購入用紙と特に変わらない。写真なんかも必要ない。
Pasmoにしますか磁気にしますかと尋ねられ、Pasmoにしますと答える。
磁気からPasmoへの変更は出来ますけどPasmoから磁気への変更は出来ませんよ、いいですねと念を押され、いいですと回答する。しかし、わざわざPasmoから磁気に変えたい人なんているのかな。磁気のメリットなって何だろう。少し薄くてかさばらないことぐらい?
今使っている交通系ICカードはありますかと言われ、あまり使わないままお財布に入っていたPasmoを渡した(普段私はモバイルSuicaを使っている)。

そして渡された申請用紙に住所とか氏名とかを記入する。むしろ、有効期間とか乗降車駅を記入しない分、普通の定期券より書くところ少ないかもしれない。
それを書いている間にもうPasmoの準備は出来ていた。申請書と引き換えに即、Pasmoを受け取れた。
待ち時間、なし。
そしてなんと、というのも変だが、お会計もなし!
こんな全線無料の交通券を本当にいただいてしまっていいんですかね、と気がとがめた。
(私は普段、税金払うばかりで何ももらっていないとぶーぶー言っているのだけれど、いざ税金から何かこういう経済的価値のあるものを受け取るととたんに気が咎める小心者です)

上述の通り私はモバイルSuicaを普段使っているので、今までは携帯だけで改札を通り抜けられたけれど、これからはこのPasmoと携帯を使い分けることになる。となると、都営線(このPasmo利用)とJR(モバイルSuica利用)の乗り換えなどの便宜を考えると、携帯とこのカードは一緒にしておきたい。

なので、帰りに今度は携帯のケースを買った。私はケースは手帳の表紙の部分を開ける一手間さえめんどくさい人間なので今まで手帳型は使ったことがなかったのだけれど、今回はカードホルダーが必要なので手帳型を選んだ。

この発行してもらったSuica,そりゃ性質上記載が必要なのは分かるんだけど、大きく「都営交通乗車券」と書いてあるので、分かる人が見れば一発で分かってしまう。それよりは小さい字とは言え名前も記載されているし。それで目立たないようにカードが入れられそうなものを探したのだけれど、どうやってもこの「都営交通乗車券」の文字か名前は一部見えてしまう。
うーん。
としばし考え、そうだ裏にして入れればいいんじゃ?と思いつき、検索してみた。ICカードはタッチするのは表でも裏でもいいそうだ。
ということで、手帳型のスマホケースの片側にスマホ、反対側のカードホルダーに裏向きにしたPasmoを入れてみた。よし、これなら何だか分からなさそうだ。
スマホケースは結構高額だったけれど、でも2週間もこのPasmoを利用すれば元が取れそうだ。

準備万端、明日の通勤が(少しだけ)楽しみ。
プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。「発達障害のわたしのこころの声」(学研)の著者です。
本には書けなかったこと、本を出してからの日々を綴っています。
会社員と一人暮らしが出来ていているのに、発達障害は確かなようです(診断済み)。



発達障害のわたしのこころの声 (ヒューマンケアブックス)

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