すごい偶然

離婚手続きを依頼した弁護士に発達障害の話は伝えてあった。
こういう案件の場合、弁護士は相手方から突然、自分の依頼人にとって不利な情報が出てくることを嫌うからだ。不利なことはあらかじめ伝えておいたほうが良い。そして発達障害も、「障害」である以上、離婚という場面になればやはり不利な材料だそうだ。

ただ、発達障害があるという話をしたときの弁護士の反応が、あまりにも興味津々で、嫌な感じもした。
たまにいる「発達障害好き」みたいな、なんでもかんでも発達障害に結び付ける人だ。
なので伝えることは伝えたが、それ以上積極的に話したいわけでもなかった。

それでも離婚の話にカタがついて終わったときに帰りがけに、「実は私、発達障害の本書いたことがあるので今度送りますよ」と言って、数日後にアマゾ○から直送した。

最後に会った時のことだ。
弁護士が言う。「実はあの本、以前から読んで知っていました。いい本だと思って、何冊か買って知り合いにも配ったぐらいです。あの本が送られてきたときに、本人だったのか!とびっくりしました」
こっちこそびっくりした。ミリオンセラーのベストセラーとかならともかく、こういっちゃなんだがあの本、たいして売れていない。あのわずかな発行部数の中の1冊を読んだ人が私の弁護士だったのか。

ただ、その弁護士が言うには。
「この作者、こういう結婚をして、そのあとどうなったんだろうって思ってました。こういう形の結婚でも幸せに続いているんだったらいいなあと思って、そういう続編が出るのを待ってたんです」
自分で離婚の代理人しておきながら離婚直後の本人にこう言うとは、空気を読まない弁護士だな。
そこでこう返してやった。
「じゃああの結婚の結末を意外な形で知ることができて、良かったですね」
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LD学会の書評で紹介いただきました!

私が書いた本が日本LD学会のLD研究という会報誌の書評で紹介されました!

紹介していただけるというのは出版社の方からお聞きしていたのですが、私は会員ではないので会報誌は読めないなー、コピー欲しいなあと思っていたら、出版社の方から「紹介されました」と送っていただきました。
わざわざ取り上げていただけるのだから貶されるわけではないだろうと思っていましたが、超好意的紹介文で「文句なくおすすめできる一冊」「魅力あふれる本書」とのこと、にやにやしちゃいました。ありがとうございます。
(本当は全文掲載したいのですがたぶん著作権の問題とかあると思うのでやめておきます)

カウンセラー曰く、「学会誌に取り上げられるというのはすごいことなのですよ」だそうです。
ますます嬉しい❤

本の登場人物

私の本の中に登場するメンタルクリニックの先生に「この本の中の医師が先生のことだということは人に話されたことがありますか」と聞いたときには「絶対言いません」と言われた。
カウンセラーに「このカウンセラーというのがカウンセラーさんのことだということはどなたかにおっしゃったことがありますか」と聞いたときにも「言いませんよ」と言われた。
お医者さんのこともカウンセラーさんのことも、別に悪く書いてないはずなんだけどなあ。なんで嫌なんだろう。

本の中に「チエコさん」として登場する友人は、「親しい友達には私のことだって言ったけど、基本的には内緒」と言う。
何で?と思って聞いてみると、「だってタバコの話が書いてあるんだもん。タバコ吸うこと秘密にしてるから」という理由だった。
なるほど。そんな理由もあるのか。

本を増刷しました!

えへへへへへへへ。
うふふふふふふふ。
ニヤニヤ笑いが止まりません。

私の書いた本が、なんと増刷されました!!!

編集者の方からご連絡をいただいた時は舞い上がりました。
本を出版するなんていうことも自分の人生にあるとは思っていなかったのに、その本がぞ、増刷……。なんていい響き(うっとり❤)
奥付を見ると「第2版」と書かれていて、修正箇所はほんの僅か(たぶん編集者と私以外は誰も気づかない)なのだが、第2版という響きもまた嬉しい。

関係者の皆さま、読んでくださった方々、宣伝してくれた友人達、暖かいご感想や応援をくださったすべての方にお礼を言って回りたい気持ちです。
ありがとうございます~^^
そしてさりげなく書いた「宣伝してくれた友人達」、そう、友人達にも私の発達障害は話しています(一部の友人だけですが)。
こういうことを話すことが出来て、それで友人関係が壊れてたり距離をおかれたりせず、本の出版を「すごいすごい!宣伝しておくよ!」と喜んでくれる友人に恵まれたことは、本当にありがたいと思う。
……こんな友人関係を築ける私がコミュニケーション障害なんて、実は誤診だったんじゃないの???

というわけで、買おうかどうか迷っていた方、初版を入手したいとお考えでしたらどうぞ購入をお急ぎください(えへへ)

どうして言ったらまずいんだろう

メンタルクリニックでの診察の際に私の本の話になったときのことだ。

「先生、ちゃんとあの本の宣伝してくださってますか?」と聞いたら
「はい。……ちょこちょこ、とね」と言われた。

あれじゃ、たいして宣伝してくれてないな‐_‐;

で、「そういうときに、あの本の中の『医師』って先生のことだっていうことは話されるんですか」と聞いてみると、「それは絶対言いませんよ」と言われた。
「え?そうなんですか? 先生のお知り合いの方だったら、あれが先生だと分かって読んだ方が面白いと思ったんですけど」と言うと、「それはね、やっぱりまずいでしょ。私にとってっていうより、ここ(クリニック)に通院してる人にとってね、いろいろと」とのことだった。

なんとなくうやむやにされてしまったが、分かるとなぜ通院中の人にまずいんだろう。
プロフィール

あゆみ

Author:あゆみ
大人の(成人)発達障害です。
子供の頃から対人関係が苦手、就職後も職を転々。40代に入り上司のパワハラに参ってしまったのをきっかけに精神科の門を叩き、発達障害と適応障害を診断されました。
もはや40代、会社勤めも一応は出来てる、今更発達障害と言われても……と思いつつ、この先の人生が少しでも楽に過ごせるように日々苦戦しながらいろいろ考えてます。

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